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2024年04月30日
なりすましサイトにご注意
あらいぐま堂は、araigumado.comの他、楽天、Yahoo!ショッピングストア、amazon以外にありません。他のURLはなりすましの詐欺サイトです。
2024年04月24日
ゴールデンウィークの発送
ゴールデンウィークは、ほぼカレンダー通りです。
祝日は商品の発送ができません。
また、倉庫の事情により、多少遅れることがあり得ます。
ご注文される方は、余裕をもってご発注ください。
2023年12月27日
冬期休暇
12月28日から1月9日まで、冬期休暇です。
2021年08月07日
夏休み
倉庫が8月7日から15日まで休みのため、発送は16日以降になります。
2019年12月26日
冬期休暇について
倉庫、運送会社が休みに入りますので、12月27日午後から、明年1月6日まで商品の発送はできません。
お問い合わせは冬期休暇中でも可能です。
2016年08月08日
夏季休暇
あらいぐま堂の夏季休暇は、8月10日~8月15日です。
16日から通常出荷可能です。
2015年12月11日
欠品中のオーディオラック入荷!
欠品中だった、HF04シリーズ、AV03シリーズ、AV33シリーズ、HS03シリーズ、入荷しました。
2015年11月06日
QUADRALの新製品『ACSENT20LE』、『RHODIUM200』の取り扱いを開始致しました。
QUADRALの新製品『ACSENT20LE』、『RHODIUM200』の取り扱いを開始致しました。
どちらも素晴らしい再生能力を誇る銘機です。
ぜひ、実際の再生音をお確かめ下さい。
2015年08月03日
夏季休業に関するお知らせ
■数ある中から当店へお越しいただき、誠にありがとうございます。
■夏季休業に伴い、誠に勝手ながら、下記の期間、発送作業を行えません。
■製品に関するお問い合わせは、休業期間でありましてもお気軽にお尋ね下さい。

【休業期間】
2015年8月11日(火)~8月16日(日)

上記期間内にいただいたご注文は、17日以降に順次発送させていただきます。

お客様へは大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

あらいぐま堂
2015年05月26日
暑くなりそうですね
まだ5月なのにすでに気温は30度@_@;。
暑いですね。先が思いやられます。
暑いときは音楽を聞いたり、映像を見るのも億劫になりますが、
さわやか系音楽は涼しさを運んでくれます。
あらいぐま堂では、
右側メニューにあるあらいぐま堂のブログで、
製品紹介とともに、音盤紹介もやっています(そちらの方が多いみたい)。
中には、冬の更新もありますので
「うわ、暑苦しい音楽」というものもありますが、
なんとか更新を続けていますのでぜひご高覧ください。
2014年08月29日
オーディオラック新製品発売
オーディオラック、新製品の発売です。
今まで少なかったピュアホワイト、純白のオーディオラックです。
3段はXS03PWB、XS03PWS
4段はXF04PWB、XF04PWS
2014年08月05日
お盆の発送状況
お盆はあらいぐま堂そのものは休みではありません。
そのため、ご質問やご注文を受け付けます。
ただ、倉庫と運送会社が休むため、
8月12日から14日までは商品を送れません。
11日と15日は、ものによっては送ることができますが、
18日以降の発送とお考えいただいたほうがよいと思います。
また、一部メーカー直送品は18日からの発送となります。
2014年07月30日
あらいぐま堂はPayPal対応です
あらいぐま堂のクレジットカード決済はPayPalで可能です。
PayPalはアメリカeBayの支払いシステムから発展しましたが、
海外の買い物にも便利で、店長も重宝しています。
登録方法もかなり簡単で、セキュリティもしっかりしています。
あらいぐま堂のお買い物はぜひPayPalでどうぞ。
2013年12月24日
サイトオープンいたしました!
スピーカー、オーディオラック、アクセサリー、壁掛けTV用金具、オーディオ・ケーブル、スクリーンなど、オーディオ製品を扱います。
あらいぐま堂では、いい音、安全と安心、そして高いデザイン・クオリティの製品を厳選しています。
音と映像のある生活にあらいぐま堂は新しい提案を行います。

音盤紹介:クレメンス・クラウスによるR.シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」

2015/08/11(火)

krauss_zara


リヒャルト・シュトラウスを取り上げましたので、

続けてさらにリヒャルト・シュトラウス。

交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」です。


「ツァラトゥストラはかく語りき」が有名になったのは、

スタンリー・キューブリック監督の映画、

「2001年:宇宙の旅」でした。

「ツァラトゥストラはかく語りき」冒頭が映画の最初に流れ、

一気に映画の中に引きずり込まれました。

店長はSFが好きで原作者アーサー・C・クラークの本も読んでいましたので、

「2001年:宇宙の旅」をまったく違和感なく見ることができましたが、

人によっては「訳のわからない映画」の代名詞になってしまったようです。


「ツァラトゥストラはかく語りき」の全曲盤というと、

当時はカラヤン指揮ウィーン・フィルのDECCA盤くらいしか入手できませんでした。

カラヤンはその後2度、ドイツ・グラモフォンに同曲をセッション録音していますので、

3種類ある同曲録音の最初の録音です。

「2001年:宇宙の旅」で「ツァラトゥストラはかく語りき」は大ブレーク

(といっても冒頭部分だけですが)、

全曲盤の録音が次々に出て、

エルヴィス・プレスリーのショーのオープニングテーマに使われたり、

何か壮大な物語の最初の映像に使われたり、

フュージョンに編曲されたりしました。

でも、超有名になった冒頭部のあとを聞いた人は...

当時も今も、案外少ないのかもしれません。


店長も非常に多くの「ツァラトゥストラはかく語りき」を聞いてきました。

カラヤンの3種あるセッション録音はみな素晴らしいですが、

印象に残っているのは、

スタニスラフ・スクロヴァチェフスキがユースオーケストラを振った録音、

クラウス・テンシュテットのEMIセッション録音などです。

さらに楽曲として大変聞き応えがあったのが、

今回取り上げる、

クレメンス・クラウス指揮ウィーンフィルの1950年の古い録音です。

もちろんモノラルで、ハイファイではありません。


クレメンス・クラウスはリヒャルト・シュトラウスの、

弟子のような位置にありました。

ナチ政権下、ヒトラーのお気に入りで、

フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュとは、

不倶戴天の敵同士のような関係にありました

(ただし、ナチには入党していません)。

残念なことに日本でも戦後、「ナチ協力者」のレッテルが貼られ、

あまり評価されませんでした。

でも、クレメンス・クラウスは指揮者としては大変優れた技量の持ち主で、

当時の同時代音楽(現代音楽ですね)のよき理解者でもありました。

特にオペラや標題音楽の指揮は抜群に上手く、

同じオーストリア出身のカラヤンとよく似たテンペラメントを持っています。

クラウスはウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートの創始者でもあります。


クラウスは師匠であったリヒャルト・シュトラウスのオペラの多くを初演、

また管弦楽曲も数多く録音に残しました。

どれも大変優れた演奏録音です。

長い間、元のDECCA盤は廃盤状態で(最近、ボックスで復活しています)、

なかなかクラウスのリヒャルト・シュトラウスは聞けない状態でしたが、

かなり以前の話になってしまいましたが、

イギリスのTESTAMENTがディストリビュート、

店長などは喜んでそのリリースされたCDを買ったクチです。

「ナチ音楽家」などと陰口を叩かれるクラウスですが、

どういう指揮者であったのか、

やはり知っておく必要がありますし、

少しずつ聞けていたその優れた音楽に、

ただ、批判だけするのは簡単で、実際に聞いてみないと、

その実情はよく分からないままになってしまうからでもあります。

それに、クラウスは戦後ウィーン国立歌劇場音楽総監督の座を、

カール・ベームと争うほど、オーストリアでは復活していました。


クラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」冒頭は、

それほどスペクタクルではなく、どちらかというと地味です。

音もあまり良くありませんし...。

ところが、音楽が主部に入り、ツァラトゥストラの冒険が

(ニーチェの哲学書も、ツァラトゥストラの冒険譚のようなところがあります)

めくるめくように展開してゆきます。

非常にグラマラスな音楽で、

リヒャルト・シュトラウスがなぜクラウスを大事にしたのか、

分かるような演奏録音になっています。

「ツァラトゥストラはかく語りき」自体、

分かりにくい音楽ではありませんので、

クラウスの面目躍如、冒頭こそしょぼいものの、

その後の音楽は非常に優れた聞きものになっています。


TESTAMENT盤には、

同じリヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」がカップリングされており、

これもまたひじょうな聞きものです。

DECCAのボックスはTESTAMENTのクラウス・シリーズよりも収録曲が多く、

「買い直そうか?」とも考えてしまいますが。


マイケル・H・ケイターという研究者の著作に、

「第三帝国の音楽家たち」(アルファベータ社に邦訳あり)という面白い本があります。

ナチに対しては無論、カナダの研究者ですので否定的ですが、

クレメンス・クラウスに関してはかなり同情的です。

単に「ナチ音楽家」というレッテルを貼り付けてそれで終わり、

というのは、ひじょうにもったいない指揮者だと思います。


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