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JR-SOUNDバランス型ヘッドフォンアンプを聞いてみた

2019/05/11(土)



店長にとってお馴染みになってしまった、

プロユースのオーディオメーカー、

JR-SOUNDから、

COLIS HPA-206Ⅱが発売されるため、

代理店から試聴を依頼されました。

フルバランス(XLR)システムのヘッドフォンアンプです。


ところが家にはバランス型のヘッドフォンがないため、

城下工業株式会社、

SOUND WARRIORのプロ用モニターヘッドフォン、

SW-HP10sをバランス型に改造したものも一緒に送ってもらいました。

でないと、聞けない(^^;。

手持ちのヘッドフォンでも、

XLR変換コネクターを付ければ聞けるのですが、

3ピンには安いコネクターはあるものの、

4ピンは意外と高価です。

HPA-206Ⅱは4ピンです。


HPA-206ⅡとSW-HP10sが家に届き、

早速、BDプレーヤー+DACからアンバランス(RCAピン)出力を取り出し、

HPA-206Ⅱの前面にあるバランスコネクターに装着、

???、あれ?左右のチャンネルセパレートは凄いながら、

非常に聞きにくい音です。

・・・SW-HP10sのエージングがまだ全然できていないようです(^^;。


通常、ヘッドフォンやスピーカーのエージングをするために、

店長はピンクノイズを比較的大きな音量で流します。

でも、今回とった方法は...、

BDプレーヤーをつないでいるため、

BDやDVDの映画を見ながらエージングするという方法でした。

特に戦争映画やアクションものはでかい音が結構入っていますので、

これは大正解。

さらにジャズを大音量で流します。

クラシックではエージングが進まないことが多く、

ベースやドラムのしっかりした連続した音が入ったジャズは、

エージングには向いているのです。

むろん、ヘッドフォンは耳につけず転がしたままで、

小さな音で通常のアンプを通して聞きます。


で、何本かの映画を通し、

ジャズを何枚か再生し、

いざ、試聴です。

最初聞いた時の聞きにくさはすっかり取れ、

非常に聞きやすい音です。

そして...、

凄いです!

バランス型ヘッドフォンアンプの実力を、

まざまざと聞かせられました。


まず、

チャンネルセパレートが群を抜いているということです。

同じJR-SOUNDのHPA-101というアンバランス型民生機を常用し始めていますが、

HPA-206Ⅱのチャンネルセパレートの凄さは、

HPA-101をはるかに凌いでいます。

聞こえ方はSOUND WARRIOR SW-HP10sに負うところが多いのですが、

比較的廉価ながら、

SW-HP10sのモニター用ヘッドフォンとしての能力の高さにも驚いてしまいました。

HPA-206Ⅱ+SW-HP10sで、

チャンネルセパレーションだけではなく、

驚くほどの解像度の高さも併せて聞くことができます。

下手をすると、STAXのイヤースピーカーよりも、

解像度では高いのではないか?

というほどです。

また、

ダイナミック型ヘッドフォンのような、

馬力はあるけれど、解像度、繊細感は今ひとつ、

ということも全くなく、

様々な録音の細部にまで分け入っって聞いているような醍醐味があります。


以下、試聴に使ったCDの感想です。




キャスリーン・バトル&クリストファー・パーケニング

「アヴェ・マリア」

バトルとギターのパーケニングの位置関係が恐ろしいほどリアルで、

ソプラノとギターだけという、

ひじょうに小さな編成ながら二人の高度な表現と息遣いが聞こえてきます。

ヴィラ=ロボス「ブラジル風バッハ第5番からアリア」は圧倒的です。




グループ・ヴォーカル・ド・フランス

「フォーレ合唱曲集」

曲目によって編成が異なるのですが、

その編成の差が実によく感じ取れます。

解像度の高さのたまものでしょうか。




ホグウッド/エンシェント室内管弦楽団のすべて

サンプルCDのような盛りだくさんの内容ですが、

試聴にはうってつけかも知れません(^^)。

これもまた各楽曲の編成の違い、

またピリオド楽器の響きの特質を聞くことができます。

録音会場によると思いますが、

その録音の渋さがたまりません。




エレーネ・グリモー

「MEMORY」

比較的新しい録音です。

HPA-206Ⅱ+SW-HP10sの高域特性の素晴らしさが、

コンデンサ型イヤースピーカーともダイナミック型ヘッドフォンともまた異なる、

天国的な美しさです。

シルヴェストロフの空間に消え行ってしまうような楽曲では、

自分自身が空間に消え行ってしてしまうような雰囲気まで味わえます。




フランソワ=グザビエ・ロト指揮ケルン・ギュルツニヒ管弦楽団

マーラー/交響曲第5番

最新録音の一つです。

グランカッサはそれほどドーン!とは響きませんが、

左右の音の広がりは見事以上の素晴らしさです。

管弦楽を取り巻く空気感まで見事に再現されます。




フルトヴェングラー

ベートーヴェン/交響曲第5番(rec.1954)

JR-SOUNDのヘッドフォンアンプの売りは、

「古い録音でも最新の音」ですが、

その文言通りの音を聞くことができます。

モノラルはしっかり中央に気持ちがいいほど定位します。

また、Fレンジも申し分なく、

SACDやハイレゾでなくとも、

古い録音を恐ろしいほどの解像度で聞かせてくれます。

これには驚きました。




リチャード・ストルツマン

「DANZA LATINA」

リズミカルなアコースティック楽器による録音が、

非常に歯切れのよい音でFレンジの上から下まで、

物凄く気持ちよく聞くことができます。




ダイアナ・クラール

「QUIET NIGHT」

オンマイクでとられたダイアナ・クラールの歌声が、

その喉の震え、口蓋の大きさまで感じ取れるような、

生々しい音で聞くことができます。

さらにバックのユニットの音が見事で、

ウッド・ベースの響きのなんと心地よいことでしょう!



ピンク・フロイド

「Wish you ware Here」

ロック系のアルバムでは馬力がどうかな?

と少し疑問でしたが杞憂でした。

デヴィッド・ギルモアのギターの泣き、

ベースラインの深々とした響きが実に気持ち良いです。

また、解像度が高いため、

ピンク・フロイドがこの録音のあちこちに施した仕掛けを、

しっかりと聞くことができます。




高嶋ちさ子

「Aria」

2003年にリリースされたベストアルバムです。

ピンク・フロイドの人工さではなく、

録音の人工さが生きた録音ではどうだろう?

と思って聞いてみたのですが、

思いっきりいろいろやっている「G線上のアリア」では、

その録音の面白さが伝わってきます。

また、アコースティックの生きた録音でも、

高嶋ちさ子の美しいヴァイオリンを聞くことができます。

こういうアルバムはゆったり楽しむのにピッタリですね。

スピーカーから音を出せないとき、

HPA-206Ⅱ+SW-HP10sで聞くと、

プロのモニター用ながら、

大きなストレス発散の触媒になるかもしれません。


バランス型ヘッドフォンアンプって、

これだけすごいんだ!と思い知らされました。

楽天でも売っています。

少々値段は高いですが、ヘッドフォンファンには是非ものです。

楽天 HPA-206 Ⅱ


記事カテゴリー オーディオ|商品紹介

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